MARCHや関関同立に受かるための参考書選びと使い方

大学受験で日本史を使われる方にオススメの参考書を紹介します

東進金谷の日本史一問一答の使い方と効果

いろいろと金谷先生の参考書を紹介して参りました。

今日は大学合格に向けた最終段階かもしれません。

金谷先生の参考書で一番有名な日本史B一問一答 完全版/金谷俊一郎です。

 目次

 

 

この参考書は中堅大学から難関大学まで全ての大学のレベルに対応しているとても有名な参考書です。

    • 参考書の特徴

    • この一問一答は受験者のレベルに合わせて解くべき問題が一目で分かるようになっています。上記の画像にもありますように「★★★」はセンター、「★★」は一般私大 「★」は難関私大、「星なし」はマニアというレベルわけになっています。ではここでいう一般私大というのは関東では日東駒専、また関西では産近甲龍です。そして、次に難関私大は早慶上智、GMRACH,関関同立でしょう。マニアレベルというのは金谷先生いわく、やる必要は無いようです。
    • 効果的な使い方

    • この参考書はどちらというとアウトプット系統の参考書です。つまり、演習系ということです。基礎的な歴史の流れが頭の中に入って無い状態でこの一問一答に手を出してしまうと時間の無駄になってしまいます。ですからこれまでに紹介してきた金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本を使って基礎固めをしてからこの一問一答を使うべきです。

  • 唯一の欠点

  • この一問一答は確かにどの大学のレベルにも対応しています。しかし、一つだけ欠点があります。それは史料問題が掲載されていないことです。ほとんどの大学では史料問題が出てきます。確かに史料問題は試験のなかでは出題される割合は低いかもしれません。しかし、入試は数点で合否が分かれてしまいます。だからこそ、史料問題が掲載されていないことは痛いですね。

最後に

今回は金谷俊一郎の一問一答を紹介しました。最後まで読んでくださってありがとうございます。私も去年までは受験生でした。現役のころは金谷の日本史を使っていました。いろいろな大学を受けました。個人的な感想ですが、最初に紹介した「マニアレベル」も大学によっては普通に出題されていました。時間のある方はぜひ挑戦してください。

日本史B一問一答2nd edit 完全版 (東進ブックス) [ 金谷俊一郎 ]