MARCHや関関同立に受かるための参考書選びと使い方

大学受験で日本史を使われる方にオススメの参考書を紹介します

東進の金谷の本で早稲田も攻略か? 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 中世・近世史編

前回は金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 原始・古代史編を紹介させていただきました。皆さんには金谷先生の本を使うことによって成績が分かる理由が分かって頂けたと思います。

金谷の日本史参考書は漫画のようなイラストがある? 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 原始・古代史編 - 東進の金谷日本史でセンターと私大攻略?

今日は皆さんに原始・古代史編の次の中世・近世史編を紹介していくと同時にこの参考書を使うことが早稲田合格も簡単にする理由を暴露します。

では今回の解説する参考書は金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 中世・近世史編です。

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 中世・近世史/金谷俊一郎【2500円以上送料無料】

 この参考書も有名ですよね。日本史受験者ならぜひ使って頂きたい一冊です。

このブログでは中世・近世史編です。

ではこの本の要点を確認していきたいです。

  1. 鎌倉時代から江戸末期までの範囲を掲載している
  2. 鎌倉時代から江戸時代までの範囲を細かすぎることなく、また簡単すぎることもないレベルで歴史の勉強ができる。普通、教科書でこれだけの範囲を勉強しようとするとかなりの時間がかかることでしょう。しかも、仮にそれを覚えてところで教科書だと、無理やり頭にいれてしまうと考えられる。けれど、この金谷の本を使うことでこれだけ長い時代でも短時間で効率的に学ぶことができる。
  3. 戦国時代の細かい歴史的背景を論理的に理解できる
  4.  鎌倉時代から江戸時代というと細かい歴史人物がたくさん出てきてしまい、どうしても苦戦してしまいますよね。例えば、江戸時代だと「薩摩」「長州」「朝廷」「幕府」など、数多くの勢力が出てきてしまうことで大変暗記が大変になります。しかし、この本で勉強することで「たぶん、次はこの勢力の誰かが何かをするのではないか」と自分で論理的に予想することができるようになります。

 金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 中世・近世史/金谷俊一郎【2500円以上送料無料】  

    では、ここからがこの記事の裏テーマです。なぜ早稲田大学にこの参考書を使うことによって受かりやすくなるのでしょうか?
    答えは鎌倉時代から江戸時代というのは入試で最も細かく問われる範囲だからです。入試問題作成者の立場から考えてみると歴史的に簡単な箇所を問うよりも難解な方が早稲田の問題としてはいいですね。
    本当かよ?って思う方もいるでしょう。一度過去問研究してみてください。この範囲の出題の割合はほかの箇所よりも平均的に多いです。
    だからこそ、この範囲を得点源にするためにも丸暗記ではなく、歴史的背景をしっかりと理解した上で覚えたほうが早稲田大学入試には効果的です。